+++ ふじ +++

 (晩生種) 収穫期10月〜11月。
国光とデリシャスの交配種。
農林省果樹試験場盛岡支場で育成された品種で、
昭和37年にりんご農林1号として品種登録されました。


 ふじは日本で育った品種の代表で、
世界中のりんごの生産者が注目している品種です。
果皮は赤褐色縞状に着色し、果肉は硬いめで粗いが
果汁が豊富で甘味が強く酸味が少ない。

 また、長期の貯蔵にも優れており、果肉の劣変が少なく、
冬は冷暗所で3ヶ月保存できたりします。



+++ サンふじ +++

 ふじの無袋種。袋をかけないサンふじは袋がけしたふじよりも、
日もちや、見た目が少々劣りますが、
比較的蜜が入りやすくなり、味がぐ〜んとおいしくなります。
特にサンふじの蜜入りは最上の味とされております。

無袋りんごは「サン○○」という愛称がついて
販売されていることがほとんどです。



+++ サンふじの 蜜(みつ) +++

 葉が光合成を行い、でんぷんとソルビトール(糖の種類)
を作り、果実に運ばれる。
ソルビトールが大量に運ばれると、通常は空気が貯まっている
果実の細胞と細胞の隙間に貯まります。
これが蜜です。

ソルビトールは糖としては甘みは低いが、
熟度がすすむとこの状態になるので、
完熟したものの目安になります。
なお 、この蜜の入り方は品種より異なります。

 「北斗」「ふじ」は沢山の蜜がはいるが、
「王林」「つがる」は殆ど入りません。
また貯蔵中に少しづつ脱水すると、
この蜜も少しづつ消えていきます。
しかし糖の量は変わりません。